ディレクターの須原です。
ICT局は、昨年末に日本橋から八丁堀に拠点が移りオフィスが新しくなりました。全体的に広く開放的になった新オフィスで、今年最初の「アドテク部勉強会&TGIF」が行なわれました。(過去のTGIF開催記事はこちら)
今回はエンジニアの中谷さんと永田さんに、昨年11月に行なわれた「QCon San Francisco 2017」の参加報告をしていただきました。QconはInfoQというデベロッパ向けの情報コミュニティが主宰する世界規模のカンファレンスです。
参加された中谷さん、永田さんにそれぞれ発表いただきました。いろいろな最新プロダクトの開発フローやテクノロジーの事例紹介があり面白かったです。
カンファレンス全体を通して、「マイクロサービスが世の中の当たり前になりつつあるように感じた」と二人共通してお話されているのが印象的でした。
ロジックを操るレイヤーが1つのフレームワーク上で動くアーキテクチャ(モノシリック)に対し、ロジック(サービス)ごとにサーバーを立てるマイクロサービスアーキテクチャーは、変更への可用性やスケーラビリティなどに利点があることで5年ほど前から注目されています。
(TGIF発表資料より抜粋)
マイクロサービスアーキテクチャは一つ一つのサービスを独立して開発できるのが最大の特徴ですが、その分サービス間の結合設計の難易度があがり、どの企業も苦労しているようです。
アドテク部にはモノシリック構成のプロダクトと、マイクロサービスアーキテクチャからなるプロダクトの両方がありますが、改めてそれぞれの特徴を理解してサービスのアーキテクチャを考える必要があると感じました。
年明け最初の会の料理はお寿司でした。安定の美味しさでした。
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