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Mobile World Congress2018速報レポート

2018/02/27Masa

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はじめまして!ITプランナーの中村マサです。 最新のモバイル関連技術の展覧会である、Mobile World Congress(MWC)2018に参加しています。 今年は「Creating a Better Future」をテーマに2018年2月26日〜3月1日の4日間@スペイン・バルセロナで開催中です。

RCOアドテク部のITプランナーは優秀なエンジニアと共にカスタマーやクライアントの課題を解決するプロダクトやソリューションを開発し、提供しています。 そのために、クライアントワークやプロジェクトマネジメント、画面モック開発、SQLを叩いてリクルートが持つデータを分析…etcと幅広い業務を担当します。 ITプランナーのお仕事に興味のある方は、こちら(ブログ記事)やこちら(ITプランナー募集要項)やこちら(弊社新卒採用サイト)をご覧ください!

日々めまぐるしく変わるテクノロジーをキャッチアップし、自社プロダクトに反映させるべく、このようなイベントに積極的に参加しています。 今回は2/26,27の2日間で感じたトレンドを発信したいと思います。

▲携帯通信会社だけではなく、自動車、回線プロバイダー、ソフトウェアメーカーなどなど幅広いテクノロジー企業が2,300社を超えて集い、最新スマートフォン、VRなどのウェアラブルデバイス、AIやロボット、ドローンなど今後の未来を創る心踊るテクノロジーを展示しています。

イベントの会場は例年通りバルセロナ市内の国際展示場「Fira Barcelona Grand Via」。 さすがに2,300社ほどが集い会場も広く歩き回るので、まだ2日間ですが足腰が痛いです。。

▲一際目を引いたのが、サムスン電子の大型ブース。ここでは、VRの体験ゾーンやこのMWCで発表した「Galaxy S9」などが展示されています。

VR体験では、遊園地のようなアトラクションが多数設置されており、長蛇の列ができていました。 人を惹きつけるコンテンツを展示することで、興味を持ってもらい、自社を認知させるにはもってこいですね。

▲これはGalaxy S9に搭載される「AR Emoji」。自分自身の3Dアバターを簡単に作成し、スタンプとして利用できる機能です。

LINEなどのメッセンジャーアプリで使用されるスタンプは、「個人(の特性)が反映されていない」とのことで、その課題を解決するものとして搭載したようです。 実際に体験してみましたが、非常に簡単に自分の顔画像から動くスタンプができました。気のせいか、西洋風にアレンジされているような気も。。 似たものとしては、Apple「iPhone X」に搭載されている「アニ文字」。これはあらかじめ用意されているキャラクターに自分自身の表情を載せることができる機能ですが、両方ともインタラクティブなコンテンツとして今後普及するか楽しみです。

▲5Gの大容量通信技術とVRを掛け合わせた展示が様々な企業で見られました。

サッカー体験やゾンビを撃つ!?体験(写真は控えます)など、エンタメ要素が多いです。 医者が手術訓練できるようなVRも展示されていましたが、企業向けは、まだまだこれからという印象です。

▲自動車を無線ネットワークに繋げて通信をする「Connected Car」の実現を自動車メーカー各社こぞって出展しています。

自動運転だけではなく、様々なサービスが“車の中で実現する”というコンセプトです。 特にAIスピーカーを活用した展示が多く、トヨタはLINEのClovaを使ったデモを実施してました。行き先の設定や音楽のオン/オフなどすぐに実現しそうな内容でした。また、メルセデスベンツは新型『Aクラス』に搭載された「MBUX」がイチオシでした。MBUXとは、メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンスの略です。 AIを導入した音声認識アシスタントを採用していて、ユーザーが「ヘイ、メルセデス」と呼びかけるだけで、音声認識アシスタントが起動し、ユーザーの求めるさまざまなサービスを提供します。 5Gといった通信ネットワークの進化の動きに加えてIoTの普及+ビッグデータ活用+ディープラーニング等のAIの進化に影響を大きく受けるもののひとつが自動車だと肌で実感しました。

▲SMSの強化版として策定されたメッセージング規格で、Googleが進めているRCS(Rich Communication Services)のプレゼンです。

SMSの強化版として策定されたメッセージング規格で、写真や動画などの送信、ファイル共有などができます。 既存のメッセージングアプリには搭載されている機能ですが、全世界のSMSユーザーが使えるようになり、電話番号のみでリッチメッセージをやり取りできるので、新たなチャネルとして期待できます。 オンラインショピングやレストラン予約、特別クーポンなどビジネス用途のユースケースが強調されていました。

全体を通じて感じたことは、

  • 次世代モバイル通信である5Gをキーに、AIやIoTなどのテクノロジーを組み合わせたプロダクトやサービスを各社展示
  • 国として5Gへ注力していくことを発表している中華系メーカーが昨年に引き続き、非常に活気があった
  • オープンプラットフォームとしてIT業界が食い込んでくるConnected Car関連の展示が多く、実用に向けて加速している

といった印象でした。 今後ますますMWCは、スマートフォンの新機種発表よりも5G+IoT+AIなどの技術を組み合わせたプロダクトやサービスの展示にどんどんシフトしていきそうです。

速報情報としては以上です!それでは!