エンジニアの吉田です。「GOPHERCON INDIA 2015」という、今年の2月20日、21日にインドのベンガルールで開催されたGo言語のカンファレンスへ、スピーカーとして参加してきました。
このカンファレンスでは、世界中から集まった約30名のスピーカーにより、Go言語に関する様々な発表が行われました。私は、「Tips for Creating a Good Package」というタイトルで、初心者向けに、Go言語でパッケージを作成する際のコツのようなものを紹介しました。私の発表の様子はこちらに記載されています。他の方々の発表を聞くことで、並行処理のAPI設計のパターンを深く学ぶことができたり、30万人以上のユーザを抱えるチャットアプリケーションの開発・設計事例を知ることができたりし、今後、Go言語で開発を行うにあたり、大変有益な情報をたくさん知ることができました。全ての発表の様子は、こちらに記載されています。
ランチタイム、ティータイムの休憩時には、多くの参加者とお話しすることができました。私の発表に関する質疑応答を行ったり、依存パッケージの管理方法やエラーハンドリングなど、Go言語での開発に関して議論したりし、様々なエンジニアと情報交換・意見交換を行うことができました。
カンファレンス初日の夜には、スピーカーやカンファレンスの関係者を交えてのディナーがありました。今回のカンファレンスでは、Datadog、Sourcegraph、Keen IO、Digital Ocean、BrowserStackなど、様々な企業・サービスのエンジニアがスピーカーとして参加されており、食事をしながら彼らとお話しし、交流を深めることができました。特に、今回のカンファレンスで基調講演をされた、Google社のFrancesc Campoy Flores氏と直接お会いしてお話しできたことは、彼の発表資料を使ってGo言語を学んできた私にとって、忘れられない貴重な出来事のひとつとなりました。また、Sourcegraphのエンジニアとは大変仲良くなり、彼は会社のリモートワーク制度を利用して世界中を旅しながら仕事をされているそうなのですが、彼が来月から東京に滞在して働く予定ということで、来月再会する約束をしました。
初めて海外のカンファレンスで発表するということで、参加前は不安でいっぱいでしたが、主催者、スピーカーをはじめ、どの方々も温かく迎え入れてくださり、安心して楽しく過ごすことができました。また、様々な国、様々な企業の方々と交流し、意見交換をすることで、多くのことを学び、多くの刺激を受けることができました。今回のカンファレンスで得たことを今後の業務へ活かし、より価値あるサービスを創造し、提供できるよう励みたいと思います。今後も機会があれば、様々なイベント・カンファレンスへ参加し、視野・考えを広げたいと思います。