エンジニアの吉田です。10月29日（水）に開催されましたアドテク部勉強会にて、Go言語について発表しました。

現在のところ、仕事やプロダクションでGo言語を使用しているわけではないのですが、今年の初めから個人的にGo言語の学習・使用を続けておりまして、Go言語のいくつかのOSSのライブラリにコミッタとして参加したり、「Go Conference 2014 spring」というGo言語のカンファレンスで発表したり、個人でいくつかOSSのライブラリを開発したりしていましたので、今までの経験をもとに、Go言語に関する以下の事柄を勉強会にて発表しました。

• Go言語の歴史・背景・目的（Go言語の開発者の一人であるRob Pikeが2009年に行った発表をもとに説明）
• Go言語の構文（Go言語のオフィシャルチュートリアルサイト「A Tour of Go」から抜粋して説明）
• Go言語のコマンド（Go言語のオフィシャルドキュメント「Command Documentation」から抜粋して説明）
• Go言語に関する話題（前述の「Go Conference 2014 spring」の内容や、最近のGo言語に関する話題を共有）

勉強会参加者からも積極的に多くの質問を頂きまして、発表した私自身も学ぶことが多く、大変有意義な勉強会であったと個人的には感じています。

勉強会の翌日にGo言語の新バージョン1.4 Betaがリリースされ、Android向けのアプリケーションをGo言語で作成できるようになりました。Go言語は今後も進化を続けることと思いますので、継続して学習・使用を続けたいと思います。また、来年2月にインドで開催される「GopherConIndia 2015」というGo言語の国際的なカンファレンスで、今までの私のGo言語に関する活動などを発表することになりましたので、各国の様々なGopher（＝Go言語を使用している開発者の俗称）と交流を深め、Go言語に関する最新の情報を収集したいと思います。

「どのような技術をどのように用いて、リクルートの事業をどのように刷新し、発展させるか」という視点を常に持ちながら、Go言語に限らず、今後も様々な技術要素の習得に努めたいと思います。