RCO Study Night 「D-Waveが切り開く、量子コンピュータを活用する未来」を開催しました

人工知能の棚柳です。

前回の開催したRCO Study Night “RCOにおける機械学習と次世代量子情報処理技術「量子アニーリング」”に続き、今回は特別講演として、カナダD-Wave Systems社を迎え、RCO Study Night “RCOにおける機械学習と次世代量子情報処理技術「量子アニーリング」”と題し、「量子コンピュータを活用する未来」についての勉強会を開催しました。最終的に200名弱の方々に参加いただきました、ありがとうございます。

講演内容は、D-Waveの基礎的なハードウェアアーキテクチャにはじまり、解きたい問題のD-Waveへの問題のマッピング方法、及びRCOでの量子アニーリング法の活用までと盛りだくさんとなりました。質疑応答も非常に盛り上がり、参加していただいた皆さんにも満足いただけたのではないかと思います。また、量子アニーリングを提唱されたK氏も参加されており、運営をしていた側の人間としては、驚きと共に大変ありがたいことだと感動しました。

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当日の講演動画は下記になります。

また、当日の講演内容スライドは下記になります。

開催の挨拶

講演者:田中宗(早稲田大学高等研究所・助教)

Quantum Computing and D-Wave

講演者:Robert H. (Bo) Ewald (President, D-Wave), Murray Thom(Director, Professional Services, D-Wave)

※「リクルートコミュニケーションズ/早稲田大学共同研究における取り組み」につきましては、資料非公開(学会発表後の公開)とさせていただきます。

最後に

量子アニーリングによって効率よく解くことができる問題は組合せ最適化問題であるということが各講演中に何度も出て来ました。一方、あらゆる産業において、組み合わせ最適化問題の形で定式化可能なビジネス上の課題が存在しています。これらの課題を解決し、より良い世の中を作っていくためには、D-Waveのようなハードウェアだけがあればいいということではなく、”いかにビジネス上の課題に活用・適用していくか”を考えていくという観点が必須です。今回我々が提唱した手法のアイディアも、実はこのような観点から生まれたものです。今回の講演会が、皆さんの”Make the world a better place”な”エンジニアリング”活動の一助になれば幸いです。

また、前回に引き続き後日参加レポートを書いてくださったクラスメソッドさん、ありがとうございます!